江戸時代採掘ゾーンから近代採掘ゾーンまでご紹介します。
銀山隆盛の歴史を今に伝える、近代坑道・金香瀬坑。この地底に繰り広げられた偉大なる文化の跡を魅力的に演出し、ご覧頂いております。
かつて多くの坑内作業者がその命を託し地中深く降りていったエレベーター立坑。そして、その巨大な捲揚ドラムのある捲揚室も圧巻。
また旧坑道では、ノミ跡も生々しい掘り跡を紹介し、江戸時代の坑内作業を電動人形で再現しています。
未公開坑道まで含めますと、総延長350Km、地下880mの深さまで達しています。これは、東海道新幹線新大阪駅から静岡駅近くまでの距離に匹敵します。
明治元年、明治政府は仏人技師ジャン・フランソワ・コアニエを招き、鉱山を近代化・機械化した。坑口は、フランス式の石組で築造。
金香瀬坑道入口
江戸時代の坑内
江戸時代の坑道は、坑内作業者ひとりがやっと通れるほどのもので、岩肌にはノミの跡が今も重々しく残っております。