No.42: 円蔵(えんぞう)
隙があれば銀をチョロまかそうとたくらんでいる。口が軽いよさぶろうに見つからないよう、細心の注意を払いながら今日も悪戯を働く。が、実はそれらはすべて病弱な妹と弟たちの薬代を払うためなのであった。